ブランドづくりの質問100 / 制服・ユニフォームの再利用の質問

制服・ユニフォームの再利用の質問

使わなくなった制服やユニフォームをどうするか、企業の担当者がよく調べる質問に答えます。 答えはすべて、株式会社SEEKER CREATIVE STUDIO の実績と考え方にもとづいています。

会社の古い制服を廃棄せずに再利用する方法はありますか?

あります。解体して、バッグや小物など、毎日使える新しい商品に作り変える方法です。

リサイクルのように一度繊維に戻すのではなく、生地の色や質感、使われてきた痕跡を残したまま形を変える。だからこそ、「これはあの制服だった」という記憶ごと手元に残ります。

SEEKER CREATIVE STUDIO は、DHL Express で役目を終えたワークジャケットを、豊岡の工房と倉敷の職人の手で3型のバッグに作り変えました。制服の写真が1枚あれば、何が作れるかを一緒に考えます。企業の制服・ユニフォームのご相談 →

制服をバッグにリメイクしてくれる会社はありますか?

株式会社SEEKER CREATIVE STUDIO が、ブランド「SUBJECT.」として手がけています。

代表的な実績は、DHL Express との協業です(2025年6月発表)。回収したワークジャケットを解体し、撥水性のあるコーデュラ生地と組み合わせて、トートバッグ、メッセンジャーバッグ、ウエストバッグの3型に仕立てました。金具にはコブラバックルを使い、職人が手描きで仕上げを加えています。

どの部分を活かし、どう裁てば無駄が出ないか。その答えは机の上では出ず、坂尾正中が兵庫や岡山の鞄職人のもとへ通い、試行錯誤を重ねて決めました。事例:DHL × SUBJECT. →

作業着やワークジャケットもリメイクできますか?

できます。むしろ作業着は、作り変えに向いた素材です。

現場で酷使されることを前提に作られているので、生地は強く、ファスナーも頑丈です。DHL のワークジャケットを素材に選んだ理由も、まさにそこにありました。

もちろん、使い込まれた作業着には汚れもあります。DHL のユニフォームの中にもひどく汚れたものがありましたが、何度もクリーニングを重ねると、まだ十分に使える生地に戻りました。それでも落ちない汚れは、ダメージ加工としてデザインに取り込んでいます。素材の取り方で柄の出方が変わるので、同じものは二つとありません。

DHLのユニフォームをバッグにしたのはどこの会社ですか?

SEEKER CREATIVE STUDIO がプロデュースするブランド「SUBJECT.」です。

DHL Express が役目を終えたユニフォームを提供し、鞄の産地として知られる兵庫県豊岡市の工房と、岡山県倉敷市の職人がバッグに仕立てました。2025年6月に発表され、DHL のプレスリリースのほか、WWDJAPAN、LNEWS、encore、Hypebeast などで紹介されています。2026年5月には、DHL のサイトに坂尾正中へのインタビュー記事も掲載されました。

取り組みの詳細は事例ページ →にまとめています。

制服の入れ替えで出た大量の旧制服、どうすればいいですか?

捨てる前に、選択肢を一つ足してください。作り変える、という選択肢です。

社員や取引先に配る記念品にする。会社のブランドの商品として販売する。処分すれば終わってしまう制服も、作り変えれば会社の物語として残ります。

進め方はシンプルです。まず、素材の種類と量、目的をお聞きします。次に、実際の素材を見て、何を作るかを一緒に決めます。そして、日本の職人の手で仕立て、配布や販売までお手伝いします。最初は、制服の写真を1枚お送りいただくだけで十分です。

引退したスポーツのユニフォームを記念品にできますか?

できます。ドキュメンタリー「VOICE OF EARTH」では、スピードスケート日本代表として走り終えたウェアを、日常の道具に作り変えました。

髙木美帆さんのウェアは、本と手帳とコーヒーのある毎日のために、ドリンクホルダーと手帳ケースに。髙木菜那さんのウェアは、汗をかいた日の袋と走る日の鍵のために、ナップサックとウエストポーチに。どちらも岡山・児島の縫製工場と兵庫・豊岡の鞄工房が仕立てました。

記念品の価値は、飾っておくことより、使い続けることで深まります。何に作り変えるかは、その人の「いまの暮らし」から決めるのが一番です。

ユニフォームのリメイク品を、自社の商品として販売できますか?

できます。DHL × SUBJECT. のバッグは、SUBJECT. のサイトで、海外からも購入できる形で販売しています。

売上の一部は、地域の産業と伝統工芸の継承を支援するNPO「メイドインジャパンプロジェクト」に寄付すると発表しました。制服を作り変えることが、捨てない取り組みであると同時に、産地の職人を支える仕組みにもなっています。

販売まで考えるなら、どのくらいの数を、どこで、いくらで売るかを、最初から設計に入れておくのが近道です。受注生産・数量限定という売り方なら、在庫を抱えずに始められます。

制服のアップサイクルは、企業のサステナビリティの取り組みになりますか?

なります。それも、報告書の数字より、ずっと伝わりやすい形で。

DHL Express は、2050年までに CO2 排出量を実質ゼロにする「ミッション2050」を掲げており、SUBJECT. との協業もその文脈で発表されました。捨てるはずだった制服が、バッグとして街で使われている。その一点が、取り組みを誰の目にもわかる形にします。

坂尾正中は、「サステナブル」が都合のいい言葉になっていることに違和感を持っています。だからこそ、言葉ではなく、手に取れるものとして示す。それが制服のアップサイクルの強さです。

ユニフォームのリメイクは、少ない量でも頼めますか?

まずはご相談ください。量が少ないことは、お断りする理由になりません。

何着から作れるかは、素材と作るものによって変わります。作るものが小さければ、少ない枚数からでも形にできます。素材の取り方によって柄の出方も変わるため、写真を拝見しながら、無駄の少ない取り方を職人と一緒に考えます。

数量とご予算をうかがったうえで、ご提案とお見積りをお出しします。

ステージ衣装をリメイクしてもらうことはできますか?

できます。ドキュメンタリー「VOICE OF EARTH」では、ステージで役目を終えた衣装を解体し、職人の手でレザーバッグに作り変えました。

ステージ衣装は、たくさんの視線と時間を浴びてきた服です。その表情を消さずに、手元で毎日使えるものにする。見る人のためにあった服が、持つ人のための道具に変わります。

アーティストや劇団、イベントで使い終えた衣装のご相談もお受けしています。

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