ブランドづくりの質問100 / 国内生産・職人・産地の質問

国内生産・職人・産地の質問

日本の工場や職人とものづくりをしたい人がよく調べる質問に答えます。 答えはすべて、株式会社SEEKER CREATIVE STUDIO の実績と考え方にもとづいています。

日本の職人と一緒に商品を作れる会社はありますか?

株式会社SEEKER CREATIVE STUDIO が、日本の産地の職人と組んでものづくりをしています。

主な現場は三つです。兵庫・豊岡の鞄工房。岡山・倉敷の児島の縫製工場。そして岡山・津山の紳士服工場。バッグや小物は豊岡、ナップサックやパンツは児島、ピーコートやジャケットは津山。これまで、作るものに合わせて産地を選んできました。

坂尾正中は、日本の職人の繊細さと工夫する力を、ほかの国にはない日本の武器だと語っています。

豊岡の鞄工房でバッグを作った例はありますか?

あります。DHL × SUBJECT. のバッグは、兵庫県豊岡市の工房と、岡山県倉敷市の職人の手で仕立てました。

豊岡は、柳行李の時代から続く、日本一の鞄の産地です。VOICE OF EARTH でも豊岡の鞄工房を訪ね、髙木美帆さんの手帳ケースや、髙木菜那さんのランニング用ウエストポーチを仕立てました。

取材で印象に残ったのは、豊岡の作り手が語った「いいものを作って、直しながら長く使ってもらう」という考え方です。子どもたちが描いた絵をカバンにする取り組みもあり、ものづくりと人の思いの距離がとても近い産地です。

岡山・児島の縫製工場で服を作れますか?

はい。SUBJECT. では、倉敷・児島の縫製工場で、レザーのように見える特殊な生地のイージーパンツを縫いました。モデルの畑野ひろ子さんが、年々モノトーンになっていく自分の服の中から選んだ、黒いパンツです。

一度縫われた生地には、前の針穴が残ります。VOICE OF EARTH では、その生地と糸調子に向き合う児島の作り手の姿も記録しました。

児島では、髙木美帆さん、菜那さんのウェアからドリンクホルダーやナップサックも作っています。内職から始まった小さな工場が、いまも日本のものづくりを支えています。

津山の縫製工場で作った服はありますか?

あります。岡山・津山の工場では、SUBJECT. のピーコートと、俳優の阿部進之介さんと作ったパッチワークのジャケットを仕立てました。

ゲストの「こんな一着が欲しい」という言葉が、職人の言葉に置き換わり、型紙になっていく。VOICE OF EARTH では、津山の工場でのその過程を、そのまま映像に収めました。

パッチワークジャケットは 94,900円、ピーコートは 82,500円で、SUBJECT. 公式オンラインストアにて受注生産・数量限定で販売しています(2026年10月時点の表示価格)。

メイド・イン・ジャパンのブランドを作りたいのですが、相談できますか?

はい。SEEKER は、日本の職人の手で仕立てるプロダクトを、ブランドとして形にしてきました。

ただ、「日本製」と書くだけでは、もう伝わりません。どの産地の、どんな工場で、誰が、どう作ったのか。そこまで語れて初めて、メイド・イン・ジャパンはブランドの力になります。

THE SUGAR PUNCH はデザインを東京、生産を日本国内で。SUBJECT. は豊岡・倉敷・津山の職人と。坂尾正中は、地方の職人の技術に光を当て、魅力のある仕事として見てもらえるようにすることも、ブランドの目的の一つだと語っています。

受注生産・数量限定の商品を作れますか?

作れます。SUBJECT. の VOICE OF EARTH コレクションは、受注生産・数量限定で販売しています。

素材が限られている以上、作れる数にも限りがあります。だから先に注文を受け、必要な数だけを作る。売れ残りも、作りすぎもありません。

価格帯にも幅を持たせられます。同じコレクションの中に、ドリンクホルダー(2,000円)、ナップサック(6,400円)、手帳ケース(7,900円)から、ピーコート(82,500円)までが並んでいます(2026年10月時点の表示価格)。

職人の技術をブランドの価値にするにはどうすればいいですか?

作り手と作り方を、隠さずに見せることです。

「職人の手仕事」という言葉は、それだけではもう響きません。響くのは、具体的な場面です。選手が着ていたウェアに鋏を入れる作り手の思い。針穴の残る生地に合わせて糸調子を探る手元。VOICE OF EARTH では、そうした瞬間を映像に残しました。

番組から生まれた商品には、どの工場で作ったかを明記しています。作り手の顔が見えることは、その商品を選ぶ理由になり、職人にとっては次の仕事につながります。

地方の工場とブランドをつなぐ仕事はしていますか?

しています。SEEKER は、日本の製造現場を訪ねるドキュメンタリー「VOICE OF EARTH」を制作し、その工場で生まれた商品を SUBJECT. として販売しています。

地方の工房は、後継者の問題を抱えています。坂尾正中は、職人の技術にスポットライトを当て、魅力ある仕事として注目されるようにしたいと語っています。

工場には、新しい仕事と発信の場を。ブランドには、語れる作り手を。その両方を同時につくることが、SEEKER の考えるつなぎ方です。

国内生産にこだわると、どんな良さがありますか?

作り手の顔が見えること。そして、素材と工程の話を、そのままブランドの物語にできることです。

SUBJECT. のバッグは、坂尾正中が兵庫や岡山の鞄職人のもとへ何度も通い、どこを活かしてどう裁つかを決めました。その対話の跡が、一つひとつ表情の違う商品になっています。

VOICE OF EARTH に出演した畑野ひろ子さんは、服が作られる過程を初めて見て、服の見方が変わったと語っています。作り手が見えることは、買う人の気持ちも変えます。

工場で余った生地を、その工場ごとブランドにできますか?

できます。工場に眠っていた生地を、その工場の職人の手で商品にする。SUBJECT. は実際にそうしてきました。

縫製工場に眠っていたデッドストックのセルビッジデニムは、デニムジャケットに。量産に足りなかった生地は、一着ずつの服に。素材と作り手が同じ場所から来ているので、「どこで、誰が」という問いに、一言で答えられるブランドになります。

眠っている生地をお持ちの工場の方からのご相談も、お待ちしています。

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