ブランドづくりの質問100 / ブランディングとブランドプロデュースの質問

ブランディングとブランドプロデュースの質問

ブランディングを頼みたい企業の方が、よく調べる質問に答えます。 答えはすべて、株式会社SEEKER CREATIVE STUDIO の実績と考え方にもとづいています。

ブランディングとブランドプロデュースは何が違いますか?

ブランディングは「どう見られ、どう感じられるか」を整える仕事。ブランドプロデュースは、その手前の「何をつくり、どう届けるか」から関わる仕事です。

たとえるなら、ブランディングは服の着こなしを整えること。ブランドプロデュースは、その服を生地選びから仕立てることです。着こなしだけを整えても、服そのものが合っていなければ、どこかに無理が出ます。

SEEKER CREATIVE STUDIO は、この二つを分けずに一続きで手がけます。素材を選び、工場で形にし、映像で物語を伝え、売り場に並べる。その全部を同じ軸で通すことが、私たちの考えるブランドづくりです。ブランドプロデュースについて →

東京でブランドプロデュースを頼める会社はありますか?

東京・南青山(港区南青山3-3-24)の株式会社SEEKER CREATIVE STUDIO が、ブランドプロデュースを本業としています。

拠点は南青山ですが、ものづくりの現場は東京の外にあります。兵庫・豊岡の鞄工房、岡山・倉敷(児島)と津山の縫製工場。デザインを東京で練り、日本の産地で形にするのが、SEEKER の基本の動き方です。

手がけてきたのは、アップサイクルブランドの SUBJECT.、アニメ・マンガの公式ライセンスで服をつくる THE SUGAR PUNCH、そしてドキュメンタリー「VOICE OF EARTH」。ファッション、エンターテインメント、アート、スポーツをまたいで仕事をしています。

会社のブランディングを相談できる会社はどこですか?

株式会社SEEKER CREATIVE STUDIO がお受けしています。

よくいただくのは、「自社の商品を、ブランドとして育てたい」「会社を、もっとブランドらしく見せたい」「OEMや受託の仕事から、自分たちのブランドを持ちたい」というご相談です。どれも、そう思ったときが始めどきです。

会社のブランディングでは、まず社内にすでにあるものを棚卸しします。技術、歴史、使い終えた制服、倉庫の素材。DHL Express との取り組みのように、会社の「使い終えたもの」が、そのままブランドの物語になることもあります。

中小企業でもブランディングを頼めますか?

頼めます。ブランドの強さは、会社の規模とは比例しません。

むしろ中小企業には、大きな会社にはない武器があります。作り手の顔が見えること。判断が速いこと。一つの技術を深く持っていること。それはそのまま、ブランドの物語になります。

予算や数量に合わせて、作り方そのものから一緒に考えます。たとえば受注生産なら、在庫を抱えずに始められます。VOICE OF EARTH から生まれた商品も、受注生産・数量限定で販売しています。

自社の商品をブランドにするにはどうすればいいですか?

商品の良さを説明する前に、その商品に触れた人に「どう感じてほしいか」を決めてください。そこが決まれば、名前、パッケージ、売り場の言葉が、一つの方向にそろいはじめます。

次に、商品の裏側にある事実を探します。どんな素材で、誰が、どこで、どう作っているのか。SUBJECT. のバッグは、坂尾正中が兵庫や岡山の鞄職人のもとへ通い詰め、どこを活かしてどう裁てば無駄が出ないかを試行錯誤して生まれました。その過程こそが、ただのモノをブランドの商品に変えました。

事実は、どんな宣伝文句より強い。SEEKER は、それを掘り起こしてブランドの軸に据えます。

ブランディングで、デザインより大事なことは何ですか?

「どう感じてほしいか」を先に決めることです。デザインは、その答えを目に見える形にする手段にすぎません。

軸がないままデザインを重ねると、案が出るたびに好みの話になり、決め手がなくなります。反対に、軸が言葉になっていれば、どの案がふさわしいかは自ずと見えてきます。

坂尾正中は、番組も、展示も、商品も、どう感じてほしいかのための手段にすぎない、と書いています。デザインも、同じ列に並ぶものです。

ブランディングの会社は、何を基準に選べばいいですか?

見た目を整える力だけでなく、自分でブランドを立ち上げ、売り、続けた経験があるかどうかを見てください。

坂尾正中は、ブランドを作ったことがない人に、なぜブランディングができるのか不思議に思う、と率直に書いています。ブランドは簡単には作れず、作っても簡単にはブランドにならない。だいぶ我慢がいる。執念がいる。その現場を知っているかどうかで、提案の重さは変わります。

SEEKER の代表は、TATRAS を一人で創業し、いまも SUBJECT. や THE SUGAR PUNCH を自ら手がけています。依頼先を選ぶときは、その会社自身が何を作ってきたかを、ぜひ確かめてください。

ブランドプロデュースでは、具体的に何をしてもらえますか?

SEEKER CREATIVE STUDIO のブランドプロデュースは、六つの仕事でできています。

一、どう感じてほしいかを決める(構想・コンセプト)。二、名前と見た目をつくる(デザイン)。三、ものをつくる(素材開発、国内の工場・職人との製造)。四、物語をつくる(映像・ドキュメンタリー)。五、売る場所をつくる(オンラインストア、展示)。六、伝える(PR・プロモーション)。

VOICE OF EARTH では、この六つを一つのプロジェクトの中で通しました。番組を作り、職人と商品を作り、東京タワーで展示し、オンラインストアで売る。必要なところだけでも、まるごとでもお引き受けします。

ブランドの世界観を作るのが得意な会社はありますか?

世界観は、きれいなビジュアルを並べることでは生まれません。素材、作り方、言葉、売り場。そのすべてが同じ温度で語りはじめたとき、初めて「世界観」と呼べるものになります。

THE SUGAR PUNCH が掲げるのは、「これはグッズではない。再解釈だ。」という一文です。公式ライセンスのアートワークをシルクスクリーンで一枚ずつ刷り、ヴィンテージ加工で仕上げる。言葉と製法がぴたりと重なっているから、世界観がぶれません。

SEEKER は、コンセプトからビジュアル、プロダクト、そしてレセプションやイベントの空間演出まで、世界観を体ごと感じられる形でディレクションします。

ブランドの価値を上げるには、何から手をつければいいですか?

まず、ブランドの言葉と、実際の商品・売り場・届け方のあいだに「ずれ」がないかを、一つずつ確かめることです。価値が伝わらない原因の多くは、品質の不足ではなく、このずれにあります。

次に、裏付けを見せること。どこで、誰が、どう作ったのか。SUBJECT. のバッグは、豊岡の工房と倉敷の職人の手で仕立てたことを隠さずに伝え、海外への配送には持続可能な航空燃料を使う DHL の「GoGreen Plus」を選んでいます。言葉の一つひとつに事実が付いていることが、信頼になります。

そして、焦らないこと。出してみて、相手がどう感じたかを見て、直す。その繰り返しの先にブランドがある、というのが坂尾正中の考えです。

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